認定補聴器技能者とは

認定補聴器技能者について

認定補聴器技能者は、お客様一人ひとりの状態に合わせて、補聴器を選定して調整を行い(フィッティング)、より快適な「きこえ」をお客様に提供します。

テクノエイド協会における規定の研修を4年間受講し試験に合格した者であり、補聴器を購入される方の使用目的や使用環境・希望価格等について相談に応じ、 補聴器の選定・適合調整・使用指導・補聴効果の確認を適切に行う、専門的な知識及び技能を修得した者と定義されています。

また当店は日本補聴器販売店協会に加盟しており、厚生労働省が指定する補聴器販売者技能向上研修を常時受講して日々新しい補聴器に対応できる技術を研修しています。

厚生労働省ホームページ 補聴器販売者技能向上研修 


認定補聴器技能者 自己紹介

大分うぐいす補聴器の認定補聴器技能者 宇留嶋(うるしま)です。

聞こえに困りのある方々とともに補聴器に携わって26年になりました。今後も認定補聴器技能者として研修を積み、たくさんの方と触れ合って、補聴器の役割とすばらしさを伝えていこうと思います。

自分のモットーは「生涯学び続けること」です。補聴器も毎年進化しています。26年前の補聴器と今の補聴器は大違いでさまざまな機能が充実しとても便利なものになりました。なのに残念ながら諸外国に比べて日本での補聴器の普及率は低く、難聴を自覚されている60%の方が耳鼻咽喉科受診をせず、そのままになっている状況です。(2023年3月NHK報道)

老眼でメガネはかけるのに、補聴器は高齢者を意識してしまい試すのも敬遠しがちなのが今の日本人の傾向のようです。人生百年時代といわれ、今後も大分県は高齢化が進んでいく状況です。難聴でも人には迷惑はかけないからとそのまま放置せず、補聴器相談医にきちんと受診して聞こえの状態を理解し、正しい知識と技術をもつ認定補聴器技能者との出会いでもっと人生を豊かにコミュニケーション力を維持しながら楽しい生活を送ってほしいと思っています。

当店には、私が聴覚障がいについて学び始めた大学生のころから、今まで31年間集めた聴覚や補聴器に関する書籍や資料がたくさんあります。どうぞお気軽に来店して、資料や書籍に目を通してお尋ねください。DVDなど報道機関で取り扱われた聞こえに関する映像資料も準備しています。ご希望の方には、無料で書籍や資料などを貸し出します。

目にみえにくい聴覚のことを正しく理解することで、聞こえに困りのあるご本人やご家族の今後の人生は確実に変わります。

(現在、大分リハビリテーション学院 言語聴覚士科 非常勤講師を務めています。)

略歴:大分県立大分舞鶴高校卒業、愛媛大学教育学部卒業 (補聴器の学び始めは愛媛大学です)

※コーヒーがお好きな方はどうぞ来店時にお声かけください。 

※※大分県の中でも 焙煎ログへつぎ さんのコーヒー豆は (豊後大野市三重町小坂) 絶品です。おすすめします。